今回決定したシンボルマーク
協同組合飛騨木工連合会は、平成18年から進めている飛騨家具ブランド保護への取り組みとして、
このほど飛騨・高山の町並みに見られる飛騨格子をモチーフに、飛騨から発信するデザインであることを表現した
地域団体商標のシンボルマークを決定した。同時に図形商標登録の出願も開始した。シンボルマークのカラーバリエーションは、大地の恵みと木のぬくもりを表現する柴染色(ふじぞめいろ:日本の伝統色)と力強さを表現した黒から構成されている。
飛騨木工連合会では、平成18年4月に木工連内部に「ブランド化推進委員会」を設立、
専門家を招聘するなどしながら、飛騨家具ブランドの必要性、ブランド強化方法など検討を開始した。
こうしたブランド戦略の一つとして、地域団体商標の申請に着手し、平成19年3月28日に「飛騨の家具」「飛騨・高山の家具」の2つの商標名を特許庁に出願、また平成19年3月30日には、中国での類似商標使用を防ぐために「飛騨家具-HIDAKAGU」「飛騨高山家具-HIDATAKAYAMAKAGU」の商標を中国に出願している。
この結果、平成19年12月17日に特許庁から「飛騨の家具」「飛騨・高山の家具」の2つの商標申請が認証され、
平成20年1月に登録を完了。
その後も平成20年度の取り組みとして、①台湾への商標出願(平成21年度には登録見込み。先に出願中の中国については審査時間が長期にわたっている)。②商標使用ルール(認証基準要綱)とシンボルマークの検討開始。③昨年開催した「2008飛騨・高山暮らしと家具の祭典」において来場した家具関連業者への告知。③認証基準要綱の策定などを行っている。
今回発表されたシンボルマークは、これを受けたもので、同時に高山市を中心とした地元地域に対し、組合員企業が、飛騨地域で製造した家具以外には、地域団体商標の登録及び類語などの表示・使用ができなくなったことを告知した。
木工連では、今後も安心して末永く愛着をもって利用できる家具づくりに積極的に取り組むとしている。
<高い品質基準と10年保証>
「飛騨の家具」「飛騨・高山の家具」認証基準
「飛騨の家具」「飛騨・高山の家具」の認証基準は次のように厳しく、ブランドとシンボルマークが普及することで、
消費者はこの基準をクリアした製品を安心して手に入れることができる。
1.産地基準
協同組合飛騨木工連合会において認定された組合員企業が製造した家具であり、製品の木部加工(木取り加工終了後から開始される木部加工)が飛騨地域内ですべて行われている家具であること。
2.木材基準
飛騨の匠の時代から受け継がれている「木材に対する優れた目利きの技術」により選ばれた良質な木材を使用している家具であること。
3.品質基準
品質に関わる法律等を遵守するとともに、協同組合飛騨木工連合会が認定した「表示文、警告文、取扱説明書」等が添付されている家具であること。
4.保証基準
協同組合飛騨木工連合会が認定した明確な保証基準書が添付されているとともに、木部の保証期間が10年間保証となる家具であること。
5.デザイン基準
飛騨デザイン憲章を遵守している組合員企業が製造した家具であること。
6.エコロジー基準
地球環境、地域環境、健康に配慮した素材や原料等の使用及び製造方法に取り組んでいる組合員企業が製造した家具であること。
協同組合飛騨木工連合会
TEL:0577-32-2100
FAX:0577-34-5379
http://www.hidanokagu.jp/
※WEB家具新聞より抜粋
日時:2009年06月16日 11:44 | NEWS一覧に戻る