第15回マレーシア国際家具見本市は、後に続くシンガポール、タイ、中国などの国際家具見本市の先陣を切る形で
3月3日~7日の5日間、首都クアラルンプールの2つの会場において開催された。
プトラ・ワールド・トレード・センター(PWTC)とマトラーデ・エグジビション・アンド・コンベンション・センター(MECC)の
併せて8万㎡の展示スペースに、世界13カ国から450社余りが出展したトレードショーは、会期初日の3日、
突然のスコールによりPWTCのホール1と2が浸水の被害を受けるなどのハプニングが発生、徹夜の作業による
MECCへの展示会場の移動によって、翌日午後には臨時の会場をオープンするなど、波乱の幕開けとなった。
世界的な景気後退の波を受けて、年初頭から開催された欧州でのケルンや
メゾン・エ・オブジェといった見本市においても、来場者の減少など、少なからず影響が拡がっており、
会場をアジアへ移した3月からのバイヤーの動きが注目されていた。
初日のオープニングで挨拶に立ったDatuk Jacob Dungau Sagan国際通商産業副大臣は、
マレーシアの家具輸出入総額が昨年10月までの時点で、83億7千万RM(リンギットマレーシア)の前年比1.7%増、うち輸出総額が71億7千万RMで前年比1.2%増、輸入総額が11億9千万RMで5.2%増となったと述べた。
また、この期間、UAE、サウジ・アラビア・フィリピン・ロシアへの輸出の伸びが顕著で、さらにマレーシアが、
アルジェリア・ギリシャ・プエルトリコ・リビアといった新たな市場を獲得していると説明した。

マレーシア国際家具見本市を運営するMIFF SDN BHDのタン・チン・ホワット社長(DATO' TAN CHIN HUAT Chairman and Managing Director) は、昨年のMIFFが6億9千万ドルの売上実績をあげたことに触れ、
今年も同等かそれ以上の商談が成立することを期待していると述べ、世界的な景気後退についての記者からの質問に答えて「家具産業は今年の第一四半期に入っても依然、強い需要に支えられている。しかし、第二四半期の予想はまだ不確定要素が多い」と説明した。また、他の国際見本市がその規模を縮小しているのに対し、
MIFFは2つの会場においてその規模を維持していると訴えた。
最終的な海外からの来場者数は、現在外部の監査待ちの状況にあり、135カ国から
およそ6800人の国際バイヤーがこのトレードショーに参加したと推定されている。これは、昨年比では、8%ほどの減少となっているが、MIFFによると出展者からは、昨年以上の成果が報告されているという。
詳細は監査が済み次第、発表される。
来年、2010年のマレーシア国際家具見本市は、3月2日~6日、
さらに会場をクアラルンプール・コンベンション・センター(KLCC)を加えた3つの会場で開催される予定となっている。
MIFF SDN BHD
TEL:+603-9282-2888
http://www.miff.com.my
※WEB家具新聞より抜粋
日時:2009年04月14日 16:52 | NEWS一覧に戻る